検査回数が多い心療内科は要注意!
検査回数が多いことは、医師が丁寧に診てくれている感じがしてよい印象を抱きがちです。しかし、心療内科で検査回数があまり多すぎるのは注意したい傾向です。心療内科の治療方法には、薬物投与、心理療法、生活指導などがあります。このうち代表的な心理療法であるカウンセリングは、多くの場合保険適用外で高額な費用がかかります。そのため、検査の必要があると言ってカウンセリングをしつこく勧めたり、同意なしに行う医師は高額な診察料目当ての可能性があり、注意が必要です。
よい心療内科では、複数の選択肢を提示することで、患者が自分の都合に合わせて治療方法を選ぶ権利を与えてくれます。相談なしに検査を行う心療内科は、できるだけ避けた方がよいでしょう。
自分の話を親身に聞いてくれる心療内科を選ぼう
心療内科は、心理的な要因が体の症状となって現れた病気を主に治療します。そのため、患者の話を親身になって聞いてくれる心療内科を選ぶことが、効率よく治療を進めるために必要です。症状は同じでも、一人ひとりの心の状態は千差万別なため、その人に合った治療をしなくてはかえって病気を悪化させてしまうかもしれないからです。検査回数が多い心療内科よりも、少ない検査回数で30分から1時間ほどの時間を取ってくれるような心療内科は、信頼することができるでしょう。 心の問題を解決するためには、できるだけ自分の都合を優先させて心療内科を選ぶことが大切です。納得のいかないことが出てきた際、ちゃんと話を聞いてくれる心療内科を選ぶことで、治療を早く確実に行うことができるのです。